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おばあちゃんの豚汁

2015年11月12日

11月8日(日)天気 冷たい雨・冷たい風  気持ち ぽかぽか じんわりあったか

 

場所 京都市山科区 特別養護老人ホーム山科苑 さん


RX組がアドバイザーに入らせていただいて3年。今年が集大成の年でした。


老朽化した浴室を改修しようとプロジェクトを立ち上げ、練りに練った設計が完成。
 

個浴も導入することから技術を学ばなくては、ということで紫野庵の研修に参加。

改修することを青山との話しの流れでちらっともらした参加したスタッフ。

『図面見せて』という青山の一言から、決定していたすべての事柄が逆回転し始めたのです。

あれから3年。

『お風呂が変わればわかるから』という青山の言葉を半信半疑で進めてきた山科苑の

施設長さん、副施設長さん、相談員さん、職員さん…。

見事に開花しました

時間もかかった。難航もした。もめた。分裂した。辞めていく。

いろんな苦労がこの日の報告会で、すべて振り返ることができたのではないでしょうか。

きっとこのプロジェクトに関わって苦労してきたすべての人が

たどりつけた喜びと達成感で胸がいっぱいになったことだと思います。

だって、お風呂が変わったことで、お年寄りたちがここまでに変わってくださった。






ほら、食べなさい。おいしいよ。

この日の地域セミナーで、参加してくださった皆さんのお昼ごはんを

作ってくださったのはお年寄りのみなさん。

おばあちゃんの味は、特別でした。深い愛がたっぷりと注がれた特別の味。









この日の発表




開設からずっと山科苑さんにお住まいのおばあちゃん。

100歳を軽く超えておられる  信じられない若さ

山科苑の歴史とともにあるお方。



主任からの発表。




お年寄りとともにそれぞれ今までにしてきたことを報告してくださいました。


お墓参り、温泉旅行、パソコンの練習、行きたいところへのお出かけ。

その人の夢を叶える花咲かせプロジェクト。

ご家族がここに入ったからできたことを、ここにいるからこそできることを

たくさんお話ししてくださいました。




信楽焼のお風呂。




青森ヒバと十和田石の最強コラボ。


入りやすさ、使いやすさ、そしてなによりリラックスできるクオリティの高い浴室。

このお風呂にお年寄りはもちろん、ご家族も入っていただきます。

娘さんが、母だけでもこんなお風呂に肩まで浸からせてもらえてうれしいのに

こんなすてきなお風呂なら私も一緒に入りたいと思っていたら、いいですよと。

まさかこんなふうになってから母と一緒にお風呂に入れるなんて

ほんとにうれしい。とおっしゃっていたのが、RX組としてもほんとに

ここまでやらせていただけて良かったと、山科苑の皆さんに心から感謝いたします。

すべて決定していた設計を白紙にして、費用面でもいろいろと大変だったことと思います。

結果にコミット

アドバイザーだけでなく、紫野庵のセミナーにもしっかり通っていただき、

技術面も磨いていただいた結果の、堂々の発表内容でした。

途中都合で帰られた地域の方が、

「第2弾もぜひお願いします!」と帰って行かれました。

地域に向けた、介護の輝ける未来像の報告。

来られたみなさんの心に明るい光がともったことでしょう!

ぜひぜひご見学に行かれてください。

設計、改革のアドバイスは、ぜひ当社RX組へご用命ください

2016年(平成28年度)のアドバイザー依頼お待ちしております。

http://www.rx-gumi.com/request/index.php



 

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