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突然の暖かさ

2015年2月23日

京都では北野天満宮の梅がそろそろ咲き始める頃です。

受験シーズンと梅の花の時期がちょうど重なり、

合格祈願に訪れる親子の、どきどきした気持ちと門出の寂しさが

合わさったなんともいえない季節です。

さて、四国巡礼を終えた青山が愛媛土産をどっさりいただいてきました。



真ん中のみかんは甘平(かんぺい)というみかんで、甘夏でも伊予かんでもなく

ほこっと実が取れて、とても食べやすく甘いおいしいみかんでした。




愛媛ではバリーさん人気がすっかり終わり、今は「みきゃんちゃん」です。

ゆるきゃらはほんとにかわいくデザインされてますよね

愛媛の写真、まだ全部アップしていなかったので、おまけです

宇和島で食べた念願の鯛茶漬け



あっさりしただしがとてもおいしかったです

そして愛媛といえば、みきゃんちゃん以上に郷土の誇り



友近さんで~~~す。しかもネタのキャラでCMキャラクターするというレアなパターン?



元祖ぼっちゃん列車



道後温泉行きの路面電車。

風情のある街、松山。

青山の恩人のおばあさんの家は、ほんとは松山のどこなんだろう

お墓ってどこなんだろう

わかればお参りに行きたいなぁ

ファミリーヒストリーに探してもらいたい

松山から岡山行きの列車から見えた風景がとてもキレイでした



海沿いの町の人の暮らしがとても穏やか



すっかり春。菜の花が一面に咲いていました




夏は海水浴できるんでしょうね


そして、土日は紫野庵での2日間セミナーでした。

またごはん作るのに精いっぱいでセミナーの様子は撮れていませんが…



ずっと海を見ながら来たので、海を感じる食べ物がいいなと思って

パエリアです


鍋から溢れそうになりそうなほど山盛り、入れ過ぎです


でもおいしくできました




鶏の手羽元もだしになってうまみを出してくれてます

オニオンスープとサラダです。



もりもりたべて、話も弾みます。

ごはん食べてる時って、食べるのに気が取られて無防備になるらしいですね。

だから、わりとすっと本音も出るみたいです




翌日もちょっと海を感じるため、エビチリ。

そして豚肉とアスパラ、エリンギをオイスターソースで炒めました。

春雨サラダ、ニラの卵とじの味噌汁、漬物です。

これも無理やりお皿に乗せてるので、はみ出そうです



お米は佐渡からいただいた古代米がお赤飯みたいなきれいな色を出してくれました。

この日ももりもり食べて午後からの入浴に備えています

今回の参加者は、福岡、千葉、愛媛、奈良、兵庫、愛知、地元京都と万遍なく

広くご参加いただきました。

またぜひお越しくださ~~~い

春がもうすぐですね

 

お待たせしました!AFTERです

2015年2月20日

城辺みしま荘の 「BEFORE」 浴室 です。




浴室は二手に別れ、片方は機械浴室、片方は歩いて入れる浴室。



この石のお風呂の曲がり角が直角で危険だから改修したいという依頼でした。



でも問題はそれだけではなく…。




個浴も最高に残念な状態で一応設置はされていました



涙ぐましい整理整頓状態


湯上り用の衣類は前日までにきれいに丸められてこの棚に並べるとう業務


それはそれはまるで儀式のようでもあります。

片方の機械はもちろん残す予定でのご依頼。

「機械は要らなくなるよ」

青山センセのお言葉。

「いや、でもまったく技術もないですし、残してください」

「要らないよ」

「いえ、そんな不安です」

「もったいないよ」

「無理です」

そんなラリーを続け、紫野庵にお越しくださり

いろんな方の経験談を聞かれ、

自主勉強会も開催し、

腹を決めてくださいました ←  エライ

そしてできあがったお風呂がこれ THE AFTER

 







十和田石と青森ヒバのゴールデンコンビ



深いグリーンの信楽焼のお風呂。





高級旅館とみまごうほどのクォリティ



すぐ近くに使いやすいトイレ 必須アイテム

機械浴だった場所は湯上りどころに大変身!




この愛媛の奇跡の始まりは

まず、野村町の




青山がアドバイスさせていただいたデイサービスの浴室


これを見た伯方島のはかた寿園さんがさらにグレードアップ。

青山がほぼ設計をした浴室



このときもかなりの奇跡だと感じていましたが、

こうして松山出身のおばあさんとの出会いから、愛媛県の施設のお風呂が

ひとつでもふたつでも変わってこれたこと、本当に皆さんの協力、共感、

がんばりのおかげです。

そして、城辺みしま荘・アドバイザーの最後となった日、

来年度のスーパープロジェクトチームとの作戦会議!



愉快な仲間たちとの楽しい会話

来年度も変わらず楽しんでいこうぜぃ



最後の夜の研修会。

意識が大きく変わり、楽しいことをやっていくという、明るい雰囲気に変わりました。

みかんがおいしく、野菜もおいしく、魚もおいしい、宇和島の南、愛南町。

これからもずっとお付き合いください!



そしてこの鬼で一躍有名になった鬼北町の古城園さんも






じっくり時間をかけて練り上げた大規模改修がこの4月から始まります!

お風呂もトイレもお年寄りの居場所も、自分で使えるところがどんどん増える

楽しくて生きがいあふれる施設へ生まれ変わる予定です

完成したあかつきにはぜひ、お披露目会させていただきたいです


愛媛のみなさん、なが~~~いお付き合い、よろしくお願いします
 

CM(*^_^*)

2015年2月20日

トイレの三枚ドアなら



DAIKENです

in 秋葉原です

四国巡礼パートⅢ

2015年2月20日

そして愛媛県を南下、愛南町城辺(じょうへん)に向かいます。



途中、鬼北町に近づくと古民家を改修したケーキ屋さんを発見



これは入って見なくては



ピンボケですが、いろりを切ってあるこあがりがありました。

女性がほとんど一人でケーキを作っているとのこと。

愛媛出身ではあるそうですが、ここらへんが地元ではないそう。

実直に黙々と仕事をこなす職人気質の彼女に、思わず質問攻めしてしまいました。

そして、先輩パテシィエの言葉をこんなふうに、レジ後ろに掲げてあり

写真の許可を取って撮らせていただきました



介護の道にも通じる職人の世界はすべてこれですよねcrying

勉強になりました もちろんケーキを多数買い、おいしさも満喫いたしました

そしてさらに南下していきます。



あいにくお天気がいまいちですが、海岸線を走ります。

道の駅が点在していて、すべて入りたいところですが時間も限られているので

目的地にいちばん近い道の駅にようやくイン!



みかんいろいろ~~~~~




お魚、安っ どれもじゃこ天になりそう


おやつ代わりのじゃこ天を買って、いざ目的の施設へ


アドバイザーに入らせていただいて、まだ一年半。

これが最後の訪問に

まだまだこれからがスタートなのですが、

わずか一年半でここまで来れただけでも奇跡のようなものです



城辺みしま荘さんです。(お天気のいい別の日に撮影したものです)

この立派な天守閣が目印。

このヘンの地名が城辺(じょうへん)という名前でお城っぽくしたということです。

完璧お城にしか見えません


そして玄関へ。





こんなポスターが貼ってありました


私はほんとに夢かと思うほど、こんな短期間でこんなにも変われるものかと

感動で涙がこぼれそうでした

ここにくるまでには、法人の方のご尽力、施設長さんの粘り、なにより職員さんの覚悟。

設計の方、工務店さん、そしてRX組関係の実技指導にあたってくれた

多くの介護職の仲間の心意気。

すべての気持ちと行動がひとつになって、たどり着くことができました。

さぁ、その変貌の全貌をご覧いただきます

続きはCMのあとで… つづく

四国巡礼パートⅡ

2015年2月19日

香川でうどん食べて、さてお次は愛媛です




どことは言いません


え?うちの施設なんじゃないの


と、思わず二度見する方、およそ2000人ほどいらっしゃるのでは


ということは、わりとよくあ~るタイプの(BY サザン)お風呂なのですよね。


もう一か所は

これです、コレ


滑り台ではないんですよ


かなりの傾斜があり、大倉山のジャンプ台かと思うような急斜面



そして、こちらは階段です。


これを見慣れている人は、ほぼマヒしてなんとも思わないと思いますが、


これはれっきとしたお風呂なのです


ここで毎日、一生懸命生きて長生きしたお年寄りがお風呂にはいられ、

職員さんは額に汗だらだらでこれまた一生懸命お風呂に入れておられるのです

誰がどうということはないのですが、これが何十年続いてきたという事実なのです。

青山がかつてふつうのお風呂に入りたいとおっしゃったおばあさんを

普通のお風呂に悪戦苦闘してお入れし、入れてよかったぁと一緒に感動してから

早や、20年近く経つのですが、今もこのようなお風呂で入浴は行われているのです

さぁ、ここからまたひと踏ん張り。

おじいちゃん、おばあちゃん、待っててください

みんなでいいものに変えていきますね

こんなお風呂へ



恩返しです。これは、絶対に、恩返しです。

鶴の恩返しならぬ、アヒルの恩返しですかね。

愛媛、大事なことを教えてくれた愛媛へ。
 

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