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梅雨明けとともに第一回終了!

2016年7月20日




TAKARA JAPANグランプリに参加いただいた皆様、発表いただいた皆様、協賛いただいた皆様、

当日、展示していただいた協賛企業の皆様、関係してくださったすべての皆さまに

心から御礼申し上げます。

7月17日(日)祇園祭りと重なっているということに気づきもせず

空いていたから予約し、のちのち重なっていることに気づきあとのまつりでした。

それでも合計180人の方にお集まりいただき、予想以上の盛り上がりでした。



展示商品の運び込み。朝は雨が降っていてどうなることかと心配でした。



せっかく祇園祭りと重なったのだから、着物で受付しましょうと、京女の方にお願いして

和の受付。これも日本の宝




プレゼントに青森の葉取らずりんごジュース。天然100%これも日本の宝



中へ入りますと



和の畳文化、落ち着いて、ほっとする畳。大建工業さんの展示。



滑りにくく、水をこぼしてもはじき汚れにくい、しかも丈夫な新しい畳です。




これぞ日本文化の極み、お風呂。ひばと信楽焼です!クラフト企画ひばの郷、&、壺新さん。



お年寄りに優しい開けやすく閉めやすい居室用タンス





そしてお年寄りが自分で顔を洗えて、コップや湯呑みなども洗える居室用、洗面台だんだん。

使いやすいと大評判。蛇口が蛇腹になっているので、自分に近づけることもできるし、

洗面台の中も洗えるし、まわりにものが置けるから、入れ歯、髭剃りなど使うものを

置いておけます。



炭酸泉のヴィータ販売さん。この炭酸が血行を促進し、高血圧にもいいし、

皮膚の再生にも効果があり、壊死、褥瘡にもとても高い効果があります。

ひば風呂と炭酸泉のダブルの効果で、毎日お風呂へ入れば褥瘡、壊死が

見事に良くなっていきます。これは欧米では医療施設で医療的ケアのために

推進されているものなのです。入れてる施設は大好評ということです。

お風呂の効果がいろいろ実証されていきますね。

機械のお風呂には到底あり得ないリラックス、アロマテラピー、治療効果で

無くてはならないアイテムになりそうです。



実行事務局長、有馬氏の司会進行でいよいよ、記念すべき第一回が始まりました

プログラム ①  青森県大鰐からわにもっこの山内さんによる「青森ひばの魅力」
           ゲスト発表です。
         

木工作家の山内さん、今、青森ひばのお風呂や、無垢の木でとてもステキな家具を


製作されております。



光り輝くひばのお風呂。もちろんスペシャルな日本の宝


いよいよ、日本の宝、お年寄りを輝かすグランプリを決める発表に入ります。

大正、昭和の戦争をくぐりぬけ、生き抜いてきたお年寄りの人生をひもとき、

私たちが教わること、できることをもう一度見つめ直し、実践してきた6つの施設の発表です。



一つ目  愛知県 特養 千両荘さん。



ショート利用して、転倒し、入院、退院、入所へ。

それまで自分で行っていたトイレを諦めさせられ、無念ないし子さん。

さぁ、楽ワザマイスターたちは、どうするのか。

2つ目 青森県弘前市、老健 幸陽荘さんの発表





リンゴ一筋、直吉さん。

今まで直吉さんの人生をきちんと聞いたことのなかったスタッフ。

改めて青森のりんごのルーツを紐解き、とんでもない偉大なレジェンドだったと気づく。

そして、戦争中、上官から教えられた言葉とは。

ここでお昼休憩。

午後一は、ゲスト発表!

現在札幌医科大学大学院で作業科学を学ぶ、中嶋克行氏からの発表。

自分の家族の経験を踏まえての劇的な内容ながら、きちんとまとめて

息をのむような静かな感動を与えてくれました。





彼のこれからの研究と更なる飛躍を会場全員が祈ったことと思います。

そして発表に戻りました。




3つ目 愛知県春日井市、地域密着型特養 ゆたかの郷さん

もともと老健時代に青山と出会い、この仕事の奥深さに気付いた話しを

出会った日の再現を声を変えた覆面インタビュー風にして、大爆笑。

青山の訛りの物まねと、とても講師とは思えない破天荒なやりとりに会場はどっかんどっかんの大うけ。


黒ちゃん、得意です。笑いを取るのは大好き

富山で生まれ、波乱万丈な人生を送ったおばあちゃんの生きる気持ちを引き出す

数々の試みが功を奏し、得意の編み物でみんなを喜ばせていく姿。





そして4つ目  京都府舞鶴市 真愛の家 寿荘さん。

クリスチャンの施設ながら、発表者田淵部長は仏教徒ですという告白にまず爆笑!

主人公である、兼雄さんが人を信じられなくなってしまったのは

自分たち、介護に携わる者たちの態度が原因だったのでは?

兼雄さんの鋭い一言にはっとさせられ

この物語が動き始めます。


5つ目



愛媛県 伯方島 はかた寿園さんの発表です。

お風呂を改修し、排泄の見直しをし、楽ワザをマスターしたことで

大きな変革は起きた。しかし、たった1人の利用者さんのトイレに行きたいという願いを

どう叶え、何を受け止めていくべきなのかを学ぶお話し。

元教師の昭子さんは短歌が得意。トイレに行かせるのが目的ではなく当たり前のこと。

それに気づいてから、昭子さんの諦めていた気持ちを動かすことが出来始めていく。



ラストの発表  愛知県稲沢市 特養 すずの郷 鈴木施設長自らの告白



自らのかつての甘さをここまで赤裸々に語るのは、相当の勇気が必要なことだと思います。

自分が目指した施設像を見事なまでに打ちこわし、築きあげてくださった

阪野さんへの感謝を込めた発表でした。


今日はここまで、また続きを改めてアップいたします。

とにかく心に響く発表のオンパレードであったことだけは間違いありません。

今後は、年一回のみ、京都での大会を中心に開催していく予定ですが、

開催元年である今年は、もう一度横浜での大会を行うことにしています。

12月23日(金・天皇誕生日)午後1時半~4時半までの予定

会場 横浜市技能文化会館 


今度こそ発表したいと思われるあなた、今すぐ準備を開始してください!

誰を主役に、どんな風に生きる力を与え、何を学び、どう変わってともに輝いたか!

主役はお年寄り。そして自分の人生の主役はあなた。あなたも一緒に輝いて!




 

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