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いっしょ家さん

2020年10月29日

前回のブログからあっという間に2か月近くたってしまって\(◎o◎)/!

インスタグラムで日々できる限りアップしているとはいうものの

インスタだけでは伝えきれないものがたくさんありますね。



この日お天気が悪くて画像が暗めなのですが、

白い建物が新しく建てたいっしょ家さんです。

この建物があった場所は、もともと倉庫で駐車場だったのですが

2018年の福井を襲った局地的で記録的な豪雪でつぶれてしまい

これを機会に新しいいっしょ家を建ててみようと一念発起で

ようやく形が見えてきました。

いっしょ家さんは共生型の富山型デイサービスで

お年寄りと障害児(大人も)が一緒に過ごすというデイサービスです。

特に支援学校の放課後、保護者の方が仕事から帰るまでの間過ごしてもらったり

夏休み、冬休みなどの学校がお休みの時など、仕事をされる保護者の方に代わって

朝から夕方まで子供たちとお年寄りが、にぎやかに過ごす場です。

元気が有り余る子供たちから、あまり身体を動かせない子供さんなど

いろんな人が安心して過ごせるよう、新しく建てる場は限りある広さではあるけど

工夫を凝らして作ってあります。

まだ完全に完成ではなかったのですが、どうぞご覧ください。






右側の現いっしょ家さんは解体し、このあと駐車場へと姿を変えます。



元喫茶店だった建物を購入し、デイサービスにしていました。

味のある建物で愛着が深くて、なかなか壊す決心ができませんでした。





中の様子です。

こじんまりとしていてとってもアットホームなんです。

新いっしょ家さん内部です↓



新しい方です。代表の池田さんです。

元々動物のお仕事をされていて、通称「ねこたん」。

猫が大好きです。

その後、ヘルパーさんをやられていて、RX組と知り合い、

楽ワザ介護術を学び、デイサービスを立ち上げられました。



昨年からご利用されている上坂さんです。(今現在のいっしょ家さんで)

事故による下半身に障害が残った方ですが、

とても熱心で青山の技術に協力的で、

青山の移乗技術を「ドラゴン」昇っていく龍のようだと名付けてくださいました。

ねこたんも必死に上坂さんの移乗、入浴技術を、力を合わせながら

会得しようと必死です。

↓新いっしょ家内部です。









北海道、沼田町で不要になった学校のイスをいただいてきたのを

ここで思う存分、使ってもらいたいと届けました。

だいぶ汚れているので、ミシンの名人、足立さんにカバーを作ってほしいと

お願いしたら、とってもかわいいのをたくさん洗い替えもできるほど

作ってくれました。ありがたいです!



向こうにハンモックも見えます。

遊び心と使い勝手とチームRXで作った建物、

これから改良・改善が使っているうちに生まれていくと思います。

わくわくデザインさんと一緒に作る建物は、おしゃれでかっこよくて

楽しい建物です。






福井の越前にこういう建物を建てることができたご縁にとても感謝しています。

ねこたんがこんなにも勇気を出し、融資を受けて新築した心意気に敬意を感じます。

ぜひ、このあと、思い切ってやってよかったと思ってもらいたい!

小さなデイサービスはほんとに厳しいです。

でもたくさんの人が助かって喜んで、利用しているご本人さんたちが

いちばん喜んでくれています。

ぜひ応援していただけると嬉しいです。

完全なお引越しをされたあと、またお邪魔して様子をお伝えできたらと

思っています。



 

始める!

2020年9月9日

9月9日。キューキュー(^u^)

台風は過ぎ去りましたが、暑さは終わらないですね~~~(●´ω`●)

さて、楽ワザ介護を一緒に学んできた教え子というか仲間たちが

次々と新しく事業を始めていきます。

人が成長していくのを見守る喜びに感慨もひとしお、

十年もたてば自然とそういうときが来るもんなんですね。

頼りないと思っていたのに、いつのまにか頼もしくなり、ありがたい限りです。



弟のような息子のような、若者だっと思っていた彼(左)ももう四十( ;∀;)

今、運営している有料老人ホームから車で5分、線路を挟んだところに

灯台下暗し、こんなところにこんな土地があったとようやく契約まで

こぎつけました。

(現在運営中の有料)

購入した土地にあった倉庫の持ち主は、北海道からたまたま来た田舎館の土地が気に

入ってこの地で事業をして、やがて事業を終えて建物がそのままになっていました。




(更地)

建物を解体して、更地になりました。

ここからまた新しい物語が生まれていくんですね。



青森の誇り、岩木山に見守られて、完成は来春予定。

五能線(青森川部駅と秋田能代を結ぶ路線)の終点、川部駅から徒歩5分。







田舎館村(いなかだてむら)という名前も渋く

田んぼアートというイベントも田舎でしかできないもの。

地方、田舎、自然、ぜんぶいいとこどりで、コロナ時代でも

思いっきり空気を吸って、山に向かって

「がんばるぞ~~~~」て叫びたい。





旅情あふれる五能線、日本海側を走る「リゾートしらかみ」で旅をして

田舎館にぜひ遊びに来てください。


 

朝起きてまずは(^○^)

2020年9月3日



朝目覚めたら、まずトイレへ行き




顔を洗います。



人によっては朝風呂(^u^)



部屋の外を眺めて、今日何しようかと考えながら、着替える。

ラジオ体操してみたり、外をぐるっと散歩して

花や野菜に水撒いて






そして

朝ご飯へ



「おはよう」と次々、声をかけあって、ごはんのにおいがしてくる。


こんな暮らし、施設でも送れたらなぁ。

送れるんです!

なんなら、施設だから送れるといっても過言ではない!

憧れの老後を夢見て、今を頑張る現役世代。

そして、親がそんなところでイキイキ楽しそうにしてるから

安心して仕事にも励めて、休みには子どもを連れて遊んで来れる

遊園地よりも楽しく、身に着くこともあって、懐かしのおやつ食べたり

手遊びして遊んでみたり。

子どもの目から見ても、年を取るってなんとなくいいこといっぱいだなって思える。

一人がいい人も一人が好きな人も、

誰かとつながったり、時にはケンカもして、

あの人の人生っていいなぁ、とか、あの人の人生に寄り添っていたいなと思えたり、

気づいたら、一人だけど一人じゃないって心があったかくなるような

そんな人生ラストシーン。

寂しいこと、つらいこともあったけど、生きるっていいな。

最後まで楽しく生きたい。生きてもらいたい。

そんな日々が実現できる施設、もっと生み出していきたいと思っています。
 

やまゆりの里の湯

2020年9月2日

昨日、9月1日はブログ再開記念日

今日も残暑が厳しいですが、それでも秋の気配が少しづつ感じられます。

インスタグラムを始めて4日です。

フェイスブック、Twitterなど、SNSというものに

しり込みしていた中高年世代です。インスタといえば渡辺直美が

カラフルな衣装でオモロ可愛い写真を載せるってイメージしかなかった。

くろまめ社長稲葉さんからの心強い後押しもあって、

えいやっ!と勢いで始めてみたところ、

意外に簡単で、しかも反応も早く、知ってる顔ぶれが

リアルタイムで見られるという喜びの方が大きかったことに驚いています。

稲葉君、ありがとう!稲葉くんの毛ありし時代の出会いから今日までを

いつかどこかで発表したいと思います。(誰が興味あんねん!)

さて、昨日の続き、やまゆりの里さんの浴室を紹介していきます。



各ユニットにあるオリジナルユニットバスです。ダジャレみたいですが

ユニットバスです。そこへ青森ヒバの浴槽を入れています。

青森ヒバの浴槽、イスはもちろん本場青森採れたヒバで、

青森のわにもっこさんの職人さんが一つひとつ丁寧に作ってくれています。


このユニットバスは、徳毛レジンさんと共同で製作しました。

なかなか、思ったようなユニットバスはなく、一から作ればコスト高、

広さ、入れたい備品、取り付けたい位置など、こだわるところ満載なのに

いざふたを開けたら、あぁ、そこじゃない((+_+))ってことがあまりに多く

それならセットされたものを作る方が早い!と徳毛レジンさんにお願いして

作ることになりました。

手すりの種類、つける位置、排水のグレーチングの種類、位置、床の滑りにくさ、

タオルの置き場所、シャワーの種類、位置、洗い台の場所、高さ、水栓、

浴槽、浴槽の向き、配置などなど、数えきれないほどの設定があります。

それはすべて、お年寄りの立ちやすさ、浴槽への入りやすさ、出やすさ、

スタッフの介助のやりやすさ、負担の軽減など、現場での数えきれない

さまざまなお年寄りへの介助の経験から生まれ出た経験値が生み出すものです。

そして素材へのこだわり、気持ちよさ、身体へのプラス効果、掃除のしやすさ、

今できる最高のものが揃っているのです。

徳毛レジン製:ガーデンローズRX 徳毛レジンは→ http://yokusou.jp/



蛇口が二つ。一つはお湯、もう一つは?

答え: 炭酸泉が出ます






こちらは炭酸泉の出ないタイプ。


次は露天風呂。

滋賀県の信楽焼のお風呂です。

特別に滑りにくく、浴槽の淵もつかまりやすいように

RX組オリジナルで滋賀の壺新さんに作ってもらっています。



この丸い浴槽に合わせた青森ヒバのシャワーチェア。

浴槽の高さと揃えてあるので、座った状態で浴槽へ入れます。



手すりもついています。

床は十和田石。

もちろん滑りにくく冷たくもありません。


続いて、大浴場です。



座る部分は青森ヒバ、浴槽は十和田石。

背中をよりかかってもあたりもやわらかく、マイナスイオンに癒されます。



そして目玉は、炭酸泉です。

近年、炭酸泉の効能は医学的にも証明され始め

医療機関でも取り入れるところがたくさん出てきているとか。




細かい気泡がたくさん出て、血行を促進し、温まるのはもちろん

高血圧などにも効果があるといわれています。

この炭酸泉はヴィータさんに設置していただきました。

こうして、元気になるためのお風呂は、さまざまなメーカーさん、

職人さんたちのお力で作られています。

つかまりやすい環境、安心して立って歩ける環境、

浸かることでのリラックス効果、副交感神経を刺激して

大いに心ものびのび、身体もぽかぽか、日ごろの疲れももやもやも

吹き飛んでいきます。

こういうお風呂に入ることは

まず座位(座ること)で身体のバランスを保って体幹が戻ってきます。

足を床に着くことで足裏の刺激、立とうとすることで足の筋力も使います。

手すりに摑まることで、腕の筋肉も自然と使います。

お風呂に入るまでの一連の動きすべてが、ご本人の意志を引き出し

リラックスして身体の緊張をほぐし、心もほどけていくのです。

ここまで来るには、介護の持つ力を信じ、その方の力を信じ、

介護職として身に着けるべき介護技術、言葉の選び方、接し方、

相手への敬意の表し方、すべてを学びここに至りました。

元の施設でも予備期間、十分に体験済みで、あとはこの本物のお風呂が

すべてを証明してくれるに違いありません。









 

ブログ再開します

2020年9月1日

最後の投稿が6月8日、あっという間に3か月たってしまいました。

3月から9月までのほぼ半年間、セミナーもできず、みなさんに会えないことが

こんなにも寂しくつまらないものなのかと身に沁みました

今日から9月。気持ちを切り替えたい。前を向きたい!!

トップニュースがいやになるほど感染者数一色だったのが、

さほど減っていないのに、次期首相候補は誰かというニュースに取って代わりました。

ここからは自分の身は自分できちんと身を守り、せっかくの人生、有意義な日々を

密度(三密ではなく)濃く送っていきたいと熱く思い始めました。

さぁ、グッドニュース、希望あるニュース、元気が湧いてくる話、

どんどん上げていきたい!

オッと、あいさつが長くなってしまいました。



兵庫、丹波篠山、丹波の黒豆畑が広がる福住地区。

小学校の跡地に移転新築のやまゆりの里さんが諸事情から遅れに遅れてようやく

完成しました。

RX組が設計に携わらせていただき、全面プロデュースさせていただいた

このような大きな施設。私どもにとっても大変責任重大で、楽しみな

大仕事となりました。数々の壁や山を乗り越えてたどり着いた完成でありスタート。

田んぼの稲がちょうど実ったころ、黄金色の田の中に神々しく悠々とたたずんで

いるように見えます。








コロナがなければ、大々的なオープン記念フェスを開催する予定でした。

残念ながら関係各所へ招待状を出し、予約のみという条件で、

3日間午前、午後に別れ、人数を制限した見学会を行い、

延べ600名の方が見に来られたそうです。

利用者さんはまだ入っておられない状態だったので、この見学会が実現しました。

訪れた方皆さん、目を丸くし、お元気な地域の方も予約したい、や

お風呂に入りに来たい、泊まっていきたい、などうれしいお声をいただきました。


ほんの少しですが、中をお見せいたします。





篠山には地域で使われていた古建具を一か所にストックし、

使いたい人が使っていいという素晴らしい制度があり、

至るところに古建具が使われています。




落ち着いた色合いの室内。



懐かしさと親しみやすさ、ほっとする空間が広がります。









大空間の広々テラス、どこからも出られて、気軽にフェスができます。



ものづくりの拠点、工房も広いです。

ろくろで陶芸、ミシンで縫物、日曜大工に野菜の加工、

何が出てくるか、篠山に伝わる多くのものが伝承されていく拠点に

なっていくことと思います。


さて、今日はここまで。

次は、トイレ、お待ちかねのお風呂など、ご案内します。

今日、9月1日には利用者さんが続々お引越しされてこられます。

ここで今夜、どんな夢を見るのでしょう。

明日からここでの暮らしが光り輝くものとなるよう

職員さんと一緒に悔いない人生を全うしていただけるよう祈っています。


 

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