ブログ

老人の日ラストアップ

2015年9月15日

さっきニュース見たら、茨城水害不明の15人全員無事確認って!

あぁよかったです。せめてもの救い。電話も携帯も通じず、車も動かず

ただ歩いて探すしかない安否確認はさぞ不安だったことでしょうね。

つい50年ほど前まではそうだったはずなんですよね。

戦後すぐなんて夜は真っ暗闇だったでしょうし。

フェイスブックで今すぐどこにいても何でも分かるって奇跡みたいなことです。


さて、12、13日は本州に戻ってきました。

明石大橋を渡って。



真っ青な秋空。

同じ空の下で、水に浸かった2階で救助を待っている人がこの瞬間いるなんて

12日は岡山でのセミナーでした。ほんとにおなじみの方、初めての方、いつも来てくださる方の

お顔見て、元気で会えるってありがたいことだなぁって。





移乗介助  足に力のある人の後ろからの介助

  

足に力の無い人の 前からの移乗介助

立てるかもしれない!って思ってもらうために、立つバランスを呼び戻すような体勢を

介護する側が創りだしていきます。




休憩時間だけど休憩しない

今こそ、アオヤマをモデルにしてさらに研究

相手に身を任せてもらうには、相手の動きを邪魔しないどころか、

相手が動き出したくなるようなカタチを作る。






こうして教えるために習いに来る参加者さんもたくさん来られるセミナーです。

まさしく敬老スピリッツ拡散です

ほんとに、ほんとにサンロード〇△路じゃなくて残念ですが

またいい会場探して、ハイレベルな岡山の皆さんに会いに行かせていただきます。

ありがとうございました。

そして翌日、西宮へ。

こちらもまたおなじみの皆さん、すご~~いお久しぶりの方、

現在進行形の方など、大好きな参加者の皆さんにお会いできて幸せです。
 




中央のピンクのTシャツの男性、初めて会ったころはまだほとんど新人で若いなぁと思っていたのに、

30歳を目前にもはや落ち着きまで出てきて。

鍛錬するって自信のある顔になるってことやね。顔だけじゃなく全体からにじみ出てくる。



この日の参加者一大きな方を、これまたおなじみ、今この一瞬をカメラで切り取るあだちさんが

挑戦

さぁ、かたずをのんで見守る参加者のみんな



できたぁ~~~laugh



ありがとうございます




できた当人がいちばん驚くという展開

これだけリピートしていただくと、もう身体が自然に動きますね。

まさしく「身に着く」ということはこういうことだと、見せつけてくれたあだちさん

スーパーポジティブアダチ、本領発揮の瞬間でした

本日のアップ、第3弾です

2015年9月15日

ほんとに茨城、栃木の今回の豪雨被害。

雨がひどい期間、ずっと西日本にいたので、雨の影響はまったく感じず

日本の広さを実感していました。

茨城は特に、青山が独立のきっかけを作っていただいた大切な土地でもあり、

本当に関係者の皆さんが被害に遭っていないか、とても心配しましたが、

茨城、栃木両県とも関係者の皆さんの無事を確認し安心しましたが、

常総市の被害の大きさに心が痛みます。その環境下で最も弱い立場の

お年寄りの皆さんがほんとに心配でたまりません。

一日も早く、ライフラインが復旧して、気持ちのいいお風呂に入って

「あぁ、生き返ったぁ」としみじみつぶやいてもらいたい

さて、こちらは先ほどと同じく愛媛県。

北宇和郡という宇和島から少し入ったこちらも山あい、松野町という場所。

古城園さんです。

こちらも仮浴室を作った時は、



ヒバ浴槽、届きたてでヒバの香りがプンプン、あたりに広がっていました

そのお風呂がぁ




十和田石と、青森ヒバ。






お風呂のすぐ近くにあるトイレ、使いやすそうです

小さい狭めのトイレは、スタッフも使えてとても便利ですよ






排泄3回シリーズに参加されてたみなさん、みんなのゆるきゃら的アイドルなおみちゃんとこです




排泄3回シリーズで報告しているなおみちゃん。

古城園さんでは大規模改修の真っ最中で、まずはお風呂が完成。

次にお風呂前のたまり場を改修中。キッチンを作って、料理したり、お菓子作ったり、

お風呂のあずまやとしても使える多機能なたまり場を作っています。

トイレも大増量して、使いやすい、行き易いトイレが身近にあれば

排泄の取り組みもますます進みますね

入浴、排泄、食事は暮らしの基本として当たり前の暮らしに戻し、

さらなる楽しみ、おでかけ、やりがいと、敬老シップにのっとって

日々お年寄りを喜ばせ、楽しませ、気持ちよい暮らしを送っていただくべく

地道に継続した取り組みが続きます。

浴室が完成したことで、職員さんはほんとに楽になり、

お年寄りさんもほんとに喜んで、ご家族さんもご覧になられて「いいねぇ」と

喜ばれ、皆が笑顔になれたとおっしゃっていました。

ほんとにみなさんに喜んでいただけて、RX組もうれしいです

これぞ、敬老風呂です(*^_^*)

2015年9月15日

日々、敬老邁進RX組です。

お年寄りを大切に思い、お年寄りに喜んでもらいたい、

さらには元気になってもらいたい。そのために介護にできることってなんだろう?

閉じ込められて、外にも出られず、寝かせきりにされて、安全だけを最優先して

寝たまま、ベルトで固定したお風呂なのか、洗い機なのかわからない状態で

入浴するというイレギュラーな生活では、決して決して楽しくなく、幸せではなく、

気持ちから元気を無くしてくのではないかと…。

日本人なら誰もが大好き、お風呂。一日の疲れを癒したり、一年の疲れを湯治にでかけたり、

おはらしょうすけさんは朝寝、朝酒、朝湯が大好きでって歌があるほどだから

贅沢の極みはお風呂で極楽気分を味わうことのはずである!

お風呂を極めようと、これまでの十数年、数々の施設のお風呂を改革してきました。

今回、まれの舞台でおなじみ石川県。

輪島出身のおじいちゃん、珠洲出身のおばぁちゃんたちが何人もおられます。

まぁんでいい風呂やわいね、と言ってもらいた~~~~いわいね。



いつものごとく、特浴室の広いあまりあるスペースに仮個浴スペースを作成していきます。

ホームセンターで買ってきたイレクターパイプを切って、台を作っていきます。

このイレクターをカットするカッターをひたすらくるくる回し続けて手にまめができて

かわいそうでした。そのくらい力の要る作業ですが、夢中で回してくれたんですね。



汚物洗いを隠すために、古建具を購入し足をつけて、目隠しに。



壁にクネットをつけて、シャワーフックをつけ、浴槽を置いたらお風呂のできあがり





秋らしい飾り付けをして雰囲気アップ



こんな「書」まで書いちゃった!



入浴マイスターが中心になって台風の目となり、ここからがスタートです。

仮浴室は高さがあって、初めは怖いと言われ、職員からは難しいと言われ、

とてもハードルが高い改革なのですが、この地点でのこのアウェーが後々とても

生きてきます。むずかしいのを乗り越えて必死に技術を学んだり、

どうやったらお年寄りに喜んでもらえるかと苦悩したり、この試行錯誤がとっても大切。

始めから悩みもしない、考えもしない、簡単でやりやすいものポンと与えられたら

人間ダメになってしまうのです。

人間は考える葦である。名言です

そして、こちらところ変わって愛媛県。

宇和島の手前の山あい、西予市の特養、寿楽苑。

仮浴室が完成しました。これから浴室本改修が始まります



クネット、シャワーフック、すのこの台、スロープ、階段、これで仮浴室完成です。



カーテンの隣は



こうなっております

11月末にはこちらの浴室改修が完成する予定です。

12月8日(火)午後からのお風呂オンリーセミナーは

「寿楽苑浴室完成記念セミナー」となっておりますので、

ぜひぜひ見学がてら、お越しくださいね

亀ちゃんがお待ちしています

老人の日

2015年9月15日

前回アップしてからもう10日も経過

秋を感じてからは時間までつるべ落としのごとくあっと言う間に。

今日は「老人の日」。

調べてみたら敬老の日じゃなくなってからもう13年も経つんです。

敬老の日を含めた休日群を「シルバーウィーク」って、ただの連休みたいで

ほんとにお年寄りを敬えるのかどうか微妙ですよね

ワレワレ介護を仕事にするものにとっては、エブリデイ敬老

敬老とは何かを追求し、敬老中の敬老を極め、敬老スペシャルを日々邁進中であります

9月最初の紫野庵セミナー、紫野庵はなにせ築105年(明治の終わりの建物)ですから

建物をまずいたわります。そしてここに集まってくださるみなさんと古い建物の良さを

味わいつくし、いたわりつくしています。

今回のランチメニューは、夏の疲れを癒すべく奄美の郷土料理「鶏飯(けいはん)」です。



鶏と昆布で取ったしっかりとした味付けのだしをかけて、出し茶漬けのようにいただきます。



初めて食べるという方も多く、さらさらっといただけてお代わりも進むと好評




鶏飯の上に乗せる具は、錦糸卵、鶏ささみ、干ししいたけ、奈良漬け、紅ショウガなど、

他のメニュー、たたきごぼう、いちじくをいただいたので、いちじくとサーモンのおしゃれサラダ。(アボガド、トマト、セロリ、キュウリ、ソテーしたパプリカが入っています)




この9月5・6日のセミナーはいつもの半分ほどの人数だったので、なんだかゆったりとして

お食事できたように思います。

アジフライ、山梨でいただいたおそば(忍野そば)、ポテサラ、ポテトとアスパラのエビのグラタン、紫米です。

長野で買ってきたじゃがいも、きたあかりがとっても甘くておいしかったです



 

読書

2015年9月4日




又吉直樹大フィーバーはまだ続いていますねぇ。

『火花』を手にするのが気恥ずかしく、いつかブームが下火になったころに

じっくり味わおうかなと考えています。

で、最近「じゃない方」というくくりで、陽のあたらない方とか便乗しちゃってる方というか、

まるでラッキー枠のような扱われ方ですが、それはそれですごいことなんですよね。

テーマが「要介護老人」と来たら、芥川賞だろうがなんだろうが気になる。読まないわけにはいかない。


あ~~~~、読まなきゃよかった

でも読むべくして読まされたんだろうな

著者はまだ30歳になったかならないかの若さ。自分の子どもの年代。

この年代の若者が、しかも介護の世界にいるわけでもなく、小説というスタイルで

書いているんだから、どうせ、ステレオタイプな内容なんじゃないのと

たかをくくってしまってたから、なおさらぐさっと

そのとおりだよ、羽田君。

おっしゃるとおりだよ羽田君。

オトナであるワレワレがあがいているだけで、なんともかんとも、

行っても行っても砂上の楼閣しかないんじゃないかと

果てしなく絶望感にかられるときがあるんだよ、羽田君。

でもがんばる。がんばってみる。進むしかない。このままでいいわけないもんね。

ありがとう。羽田君。

友だちでも息子でもないけど、嬉しかったです。

ここまで書いて読んでみたくなったあなた。


めっきり日暮れが早くなった切ない初秋の夜のお伴に。

 

最近の記事

カテゴリ

過去の記事

RSS

このページの先頭へ戻る