暑い
とにかく暑かった
大工さんたちが熱中症になるんじゃないかとヒヤヒヤしました
とにかく朝から照りつける太陽と午後からの強烈な西日

それでも職人さんたちは黙々と作業してくださいました
この10日間の熱闘、大徳寮です
通り庭の造り替えです。
元はこれ

ここから~~

倉庫前に積まれていた縁石、踏み石、さらには栃木から運んだダメージ大谷石。
あるものを最大限活用

陽射しをがんがん浴びながらの作業です。

瓦も屋根から降ろしたものを活用しています。

ひとまずこんな感じへ。

倉庫内では、頼れる味方大工さんが私のわがままに応えて製作中
風も入らず密室の倉庫はおそらく40度近くあったことと思います
なんて過酷

浴室に張った腰板のヒバの残材でペーパーホルダーを

倉庫内にあっミシンをリメイクして、テーブルの板は床暖房用の材料の余りで。

こちらもテーブルの脚材だけをネットで買って、床暖房用の材料をテーブルに。

二つの古材を組み合わせてテーブルへ。たぶん床の間の材料。

こちらのミニシンクは、キャンピングカーやクルーザーなどに使う軽いシンクを
ネットで購入し、古材を使ってミニシンクへ。

倉庫にあった昔懐かしいサイドボードの足を切って食器棚へ。

これまた倉庫にあったガスコンロがとてもかわいかったので、
コーヒー用コンロとして使いたいと、古材を使ってガス台へ。
キッチンに貼ったタイルと同じものを貼って、統一感を持たせました。

高さを測った棚板もとてもオシャレに。これも足場板なのでとてもお安い

フライパンかけもその横の棚も。

敷居をほぼ外したので広々としたワンルームへ
ちなみに元はこんな
からの~~

そして

こうですもんね
キッチンも元は

からの~~

このころはまだ寒さが残ってたな~~。
それで

変身後






洗面もステキ
これもボールだけネットで買ってあとは大工さん。

外の洗面も同じく、ボールと水栓だけネット買ってあとは大工さん

玄関の下駄箱は以前大工さんからいただいたタンスの活用。
このタンスも大工さんのおじいさんかお父さんの代に建てたお家から
おばあさんが亡くなって要らなくなったタンスを、私たちなら喜ぶんじゃないかと
処分しないでわざわざ届けてくださった思いの深いタンスなのです。
たくさんの職人さんたちと知恵やアイデアを持ち寄り、何より職人さんたちの
技の力をお借りして、80年近く経った町家が大変身を遂げることができました。
ご近所の方が、昔友達住んでたんや、とか、昔私のいとこが住んでてよく遊びに来てた
など、この家にまつわる懐かしいお話を聞いて、きれいに直して使わせていただくことが
何よりその方たちへの感謝の表し方のような気がします。
大徳寮さん、これから紫野庵に訪れるたくさんのお客様を癒し、和ます
大きな役割、どうぞお願いいたします
7月31日の一日セミナーで初めてお料理しましたが
しっちゃかめっちゃかで、写真撮る余裕はまったくありませんでした